リンドウの花型について
リンドウの花は一重咲きがほとんどです。現在、他の花き品目(カーネーション、バラ等)はほとんど八重咲き品種となっています。
そこで、当研究チームでは岩手県農業研究センター等と共同で、八重咲き等の新奇性の高い花型を有するリンドウの育成に関する
研究を進めています。
八重咲き識別DNAマーカーの例
八重咲き識別DNAマーカーの例
花型変異の原遺伝子であるトランスポゾンの有無を識別
花型変異の原遺伝子であるトランスポゾンの有無を識別
八重咲き形質を識別することにより、リンドウ八重咲き品種の効率的育種に利用することが可能です。
現在、新奇性の高いリンドウとして、優良八重咲き品種の開発を進めています。
一重咲きの花と八重咲きの花をPCRで識別するDNAマーカーを
利用して、苗の段階で八重咲き個体を選抜できます。