過去のトピック(2015-2018年度)

学会発表

2019/3/8

名古屋大学東山キャンパスで開催される第60回日本植物生理学会(3/13-15)で2課題発表を

行います。興味のある方はご聴講お願いします。

リンドウの花の開閉運動 に関与する水チャネル・ アクアポリンの機能解析

根本圭一郎,後藤史奈,渡辺藍子,西原昌宏

Production of betalain-producing gentian plants by constitutive and petal specific promoters

Masahiro Nishihara, Atsumi Higuchi, Aiko Watanabe, Hideyuki Takahashi


業績

2019/1/18

発表論文をアップデートしました。まだ、in pressのものですが、

よろしくお願いします。


農食事業 ALSV 推進会議 (1/12)

2019/1/12

「ALSVベクタ―を利用した果樹・野菜・花卉のエピゲノム育種技術開発」第1回推進会議

が岩手大で開催されました。早咲きによる形質評価等、リンドウでの成果を取りまとめ予定です。


謹賀新年

2019/1/4

本日は仕事始めです。

今年もよろしくお願いいたします。

今年もお世話になりました。

2018/12/28

本日は御用納めです。今年もいろいろな方にお世話になりました。

研究途中のものも多いですが、成果としてまとめられるよう

進めたいと思います。来年もよろしくお願いいたします。


研究推進発表会&研究推進会議

2018/12/12

12月10日〜11日に5名の外部の研究推進委員の先生をお招きして研究発表会と

推進会議が開催されました。先生方からいただいたご意見を研究に反映させて

いきたいと思います。お忙しいところありがとうございました。


植物二次代謝フロンティア研究会

2018/12/10

12月7日〜8日に第7会の植物二次代謝フロンティア研究会が滋賀県大津市で開催されました。

各専門分野の先生方からの講演があり、個人の研究紹介も行いました。

交流会ではリンドウの研究についてディスカッションさせていただきました。

ゲノム編集の論文

2018/11/20

トレニアのゲノム編集の論文がアクセプトになりました。花色改変を効率的に行ったという

内容ですが、現在、リンドウへの適用を検討中です。NPBT(新植物育種技術)の一つとして

活用が期待されます。

Application of the CRISPR/Cas9 system for modification of flower color in Torenia fournieri

Nishihara, M., Higuchi, A., Watanabe, A., Tasaki, K.

BMC Plant Biology 18:331 (2018)


所内セミナー

2018/11/19

「ALSVベクターによるVirus-Induced Flowering(VIF)を利用したリンゴとリンドウの新育種技術について」

というタイトルで岩手大学の山岸紀子さんに講演いただきました。

ALSVベクターの開発者の吉川先生も来所され、岩手県の農作物(リンゴ、ブドウ、リンドウ等)

への適用について岩手県農業研究センターの関係者も交えて議論しました。

リンドウでは八幡平市と岩手大学で本系を利用した育種も進んでおり、

昨年から圃場試験も開始されています。NPBTとして今後、活用が期待される技術です。


植物色素研究会第30回集会(大阪・2018)

2018/11/17

11月17日にサントリー箕面トレーニングセンターで開催されました。

当センターからは

西原昌宏「植物におけるベタレイン色素のエンジニアリング」

で話題提供しましたが、いろいろな色素の研究発表がありました。

今後の研究開発の参考にさせていただきます。

セミナー

2018/11/16

11月16日にサントリーワールドリサーチセンター(京都府)で、

セミナーを行ってきました

西原昌宏「リンドウにおける分子育種技術の開発とその利用」

研究所の施設案内もさせていただき、サントリーで行われている

様々な研究の一端をみることができました。


第 16 回植物生命科学セミナー

2018/11/8

11月16日に岩手大学で根本主任研究員がセミナーを行います。

奮ってご参加下さい。

第22回りんどう研究会(AFR)が開催されました。

2018/11/5

11月2日に岩手大学でりんどう研究会が開催されました。

以下の2課題の講演があり、当研究部からも舘田研究員が糸状菌病の

発表を行いました。質問も多く、有意義な研究会であったと思います。

リンドウ研究開発についてもご意見もいただきましたので、

今後の研究の参考にさせていただきます。

「遺伝子レベルから見た花模様のしくみ」

中塚 貴司 氏(静岡大学・学術院・農学領域 花卉園芸学研究室 准教授)

リンドウの覆輪花色やシンビジウムの花色発色についての紹介

「耐病性におけるリンドウ葉の気孔密度の役割」

舘田 知佳 氏((公財)岩手生物工学研究センター 園芸資源研究部 研究員)

エゾリンドウとササリンドウの葉枯病菌に対する抵抗性と気孔密度の関係についての紹介

雲南省農業科学院からの視察

2018/10/31

雲南省農業科学院の皆さんが訪問されました。メタボローム関係の研究成果や解析装置について

高橋主任研究員が紹介しました。


大学院特別講義(10/19)

2018/10/19

日本大学生物資源科学部で特別講義を行いました。

「新奇性の高いリンドウ育種の取り組みー基礎技術開発から応用までー」

当センターで行っているリンドウの研究について、基礎から応用まで

紹介させていただきました。


岩手県園芸育種研究会(10/12)

2018/10/12

本日、岩手県園芸育種研究会リンドウ部会が開催されました。

イノベーション創出強化推進事業で進めている新奇性の高いリンドウ

(八重咲き、赤花)についての報告です。また、会議終了後、

圃場において八重咲きリンドウの視察を行いました。様々な八重咲き形質を示す

系統が育成されており、今後、早期の品種化を目指して研究を進めます。

イオンビーム視察会 (10/9-10)

2018/10/11

10月9日から10日にかけて、現在、HIMACの共同利用研究課題で進めている重イオンビーム照射

の視察会を行いました。放医研からも3名の先生方が参加されました。

1日目は、当センター(シイタケ、リンドウ)と八幡平市のリンドウ、2日目は大和造園土木株式会社のブルーベリー、

岩手県農業研究センターのリンドウ、リンゴ、紅果園のリンゴを視察しました。

今後、照射系統の評価・選抜を行い、有用突然変異個体を利用した育種を進めます。

論文

2018/10/8

以下の2件の論文がアクセプトになっています。また、on lineで掲載されたらお知らせします。

ゲラニオール蓄積タバコの熱感受性に関わる論文

Overexpression of geraniol synthase induces heat stress susceptibility in Nicotiana tabacum.

Hamachi, A., Nisihara, M., Saito, S., Rim, H., Takahashi, H., Islam, M., Uemura, T., Ohnishi, T.,

Ozawa, R., Maffei, M.E., Arimura, G.

Planta (10月8日 アクセプト)

リンドウ葉枯病の耐病性に関わる論文

The host stomatal density determines resistance to Septoria gentianae in Japanese gentian.

Tateda, C., Obara, K., Abe, Y., Sekine, R., Nekozuka, S., Hikage, T., Nishihara, M., Sekine, K., Fujisaki, K.

Molecular Plant-Microbe Interactions (10月5日 アクセプト)


JM台木衰弱

2018/9/21

岩手県農業研究センターのリンゴ圃場においてJM台木慢性衰弱樹と見られる樹の

観察を行いました。当センターはメタボローム解析等で協力して、原因解明に取り組んでいます。

現地訪問2件

2018/9/20

紅果園さんのリンゴの調査(3回目)を実施しました。

また、鉢物リンドウ生産者千葉氏を訪問し、本年のリンドウの状況や今後の育種開発

についての意見交換を行いました。八重咲き等に加えてさらに新規性の高い品種育成を

目指して研究を進めます。

公開セミナー

2018/9/19

東京農業大学の福原敏行先生をお招きして「植物の2本鎖RNAウイルス、2本鎖RNA結合タンパク質、2本鎖RNA切断酵素ダイサーの研究」というタイトルで第243回公開セミナーを開催しました。2本鎖RNAについての昔からの研究や最近のDICERに

関わる知見まで興味深い内容の講演でした。セミナー終了後、りんどうこぶ症や花のバイカラーに関わる研究についても、

ディスカッションを行いました。今後の研究にいかしていきたいと思います。


新研究員着任

2018/9/10

本日、新研究員の高橋重一さんが赴任しました。

リンゴ、リンドウ等、岩手県の農作物の育種、栽培技術に

関わる研究を担当してもらいます。

岩手生工研公開デー

2018/9/8

本日、当センターの公開デーを行いました。たくさんのご来場ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

重イオンビーム照射リンゴの調査

2018/9/4

8月22日と9月3日に、紅果園さんと共同研究で実施中の重イオンビーム照射リンゴ

の調査に行ってきました。本年度、接木した個体も順調に生育していました。

また、3年株の江刺ロマンの果実を持ち帰り、調査中です。

今後、いろいろな品種も結実してきますので、随時調査を行います。

有用な変異体が得られることを期待します。 Facebookもご覧ください。

学会発表

2018/8/29

日本植物細胞分子生物学会(石川)年会(8月26日〜28日)で以下の5件の発表を行いました。

いただいたご意見を参考に研究を進めます。

メタボローム解析を用いたリンド ウにおける生理障害の原因解明

高橋秀行、阿部弘、吉田千春

赤花リンドウからの新規キサ ントン分子種の単離

佐々木伸大、根本圭一郎、西﨑雄三、杉本直樹、田﨑啓介、渡辺藍子、樋口敦美、E. Morgan、日影孝志、西原昌宏

赤花リンドウにおける新規なキサントン生合成酵素遺伝子の同定と機能解析

根本圭一郎、佐々木伸大、 西崎雄三、杉本直樹、田崎啓介、渡辺藍子、樋口敦美、E. Morgan、日影孝志、西原昌宏

リンドウの八重咲き育種交配集団に見られた斑入り変異体の解析

西原昌宏、渡辺藍子、 阿部弘、小田島雅、小澤傑、 川村浩美、川戸善徳

ベタキサンチン生合成経路遺伝子の導入による黄花アサガオの作出

澁谷美乃里、渡邊健太、 西原昌宏、佐々木伸大、 小野 道之


IPMB (第12回国際植物分子生物会議)モンペリエ

2018/8/16

先週、標題の会議に参加してきました。

本会議は植物分子生物学に関わる研究者の世界規模の会議であり、様々な分野について最新の研究が紹介されて

いました。当研究部からは「Application of molecular breeding for development of novel floral traits in Japanese gentians 」

というタイトルで発表を行いましたが、現在、進めているイノベーション創出強化推進事業と委託プロジェクト研究

「国産花きの国際競争力強化のための技術開発」の内容を紹介しました。得られた情報を参考に、

リンドウにおける遺伝子解析、優良系統作出へ向けての参考にして研究を進める予定です。

出前講義(宮城大学)

2018/7/26

農林水産省「平成30年度農林水産先端技術の社会実装の加速化のための

アウトリーチ活動強化委託事業」の活動の一環として、宮城大学大和キャンパスで

遺伝子組換えやゲノム編集の出前講義を行いました。

1月に引き続き講師としてリンドウも例に紹介しましたが、現在の状況と

社会需要に向けて問題点等、学生さんに意識をもってもらえたらよいと思います。


岩手県園芸育種研究会

2018/7/20

本日、岩手県農業研究センターにおいて、岩手県園芸育種研究会の総会と講演会が

開催されました。講師は岩手大学農学部 高畑義人教授で、リンドウの育種に関する

講演でした。講演会終了後、紅果園高野氏育成のリンゴの新品種の試食会も

開催されました。 長期保存がきく美味しいリンゴでした。

岩手県 - いわてまるごと科学館

2018/7/16

本日、盛岡市アイーナホールで毎年恒例のいわてまるごと科学館が開催されました。

当センターからも成果の展示やDNAストラップ作成のイベントを行いました。

ご参加していただいた皆様、ありがとうございました。

イノベーション創出強化推進事業「新規育種技術を活用した需要拡大のためのリンドウ品種の開発 」

第1回研究推進会議

2018/7/5

農食事業からイノベーション創出強化事業に変更になりましたが、

本日、本年度、第一回の研究推進会議を開催しました。

専門POの三位先生や研究支援者、アドバイザーの皆様に貴重な

ご意見をいただきました。品種育成にみならず、今後の普及に

関しても本格的に検討していく予定です。


農水委託プロジェクト研究「国産花きの国際競争力強化のための技術開発」

現地検討会&研究計画設計推進会議

2018/6/20-21

奈良県において現地検討会と第1回研究推進会議が開催されました。

奈良県農業研究開発センター、J Aならけん椿井花卉集出荷場などの視察も行い、

ダリア、カーネーションの研究の進捗状況などを確認しました。

当センターで分担している小課題「リンドウ花色安定発色に関わる遺伝子マーカーの開発」は

DNAマーカー開発が目的ですが、一刻も早く現場で使える技術として普及できるよう

研究中です。


イノベーション創出強化推進事業の打合せ

2018/6/12

リンドウの育種事業で活用中の未受精胚珠培養技術の効率化に

向けて、岩手大学で検討会を開催しました。本年度、各機関で

取り組む内容を協議しました。今後の研究開発に取り組む予定です。

論文

以下の3本の論文がアクセプトになっています。

Biological effects of ion beam irradiation on perennial gentian and apple.

Sasaki, N., Watanabe, A, Asakawa, T., Sasaki, M., Hoshi, No., Naito, Z., Furusawa, Y., Shimokawa, T., Nishihara, M. Plant Biotechnology (in press)

Carnation I locus has two chalcone isomerase genes involved in orange flower. Miyahara, T., Sugishita, N., Ishida-Dei, M., Okamoto, E, Kouno, T., Cano, E.A., Sasaki, N., Watanabe, A., Tasaki, K., Nishihara, M., Ozeki, Y. Breeding Science (in press)

Gtgen3A, a novel plant GH3 β-glucosidase, modulates gentio-oligosaccharide metabolism in Gentiana.

Takahashi, H., Kikuchi-Fujisaki, S., Yoshida, C., Yamada, H., Yamashita, T., Konno, N., Takeda, T.

Biochemical Journal. 475: 1309-1322. (Link)


研究進捗発表会

2018/6/7

毎年、年度始めに開催される進捗発表会が開催されました。

いただいたご意見を参考にして今年度も成果に向けて取り組みます。


部門別連携会議(果樹、花き、病理部門)

2018/5/21

岩手県農業研究センターとの部門別連携会議ですが、当研究部では本日までに

3部門を開催し、今年度の研究計画について検討しました。活発な議論がなされ

ましたが、今後も連携を密にして研究を進める予定です。


岩手県農業研究センターとの連携会議

2018/4/26

毎年恒例の連携会議ですが、本日、岩手県農業研究センターで開催されました。

今年度の研究計画の概要を検討しました。職員の異動があった部署なども

ありますが、今年も成果に向け研究を行っていく予定です。


HIMAC発表会

2018/4/18

4月16〜17日に 、(HIMAC)重粒子線がん治療装置の共同利用研究の発表会が

ホテルポートプラザちばで開催されました。当センターは以下の2課題が関連課題です。

現在、突然変異育種の効率化に向けリンドウ、リンゴ等で取り組んでいます。

西原昌宏、渡辺藍子、根本圭一郎、坂本裕一、阿部弘、川村浩美、浅川知則、佐々木真人、下川卓志

重粒子線照射が植物・きのこに与える影響に関する研究

下川卓志、廣瀬由紀夫、岩田修、上田仁悦、櫻井健二、西原昌宏、 齋藤太郎、堀江智明、 富永晃好、平松紳吾

育種目的でのHIMAC利用の効率化・至適化を目指した基礎研究


植物の香りと色の本

2018/4/16

植物のたくらみ―香りと色の植物学

有村源一郎・西原昌宏

ベレ出版[link]

東京理科大学の有村源一郎准教授と植物の香りと色の本を書きました。

本日、出版になりました。リンドウも紹介しています。一般向けに

わかりやすく書いた内容です。


新年度が始まりました

2018/4/2

新しい職員を迎え、本日から新年度が始まりました。

職員一同、新たな気持ちで、研究開発に臨みます。

トピック(2017年度)


公開セミナー開催しました。

2018/3/15

昨日、神戸薬科大学 医薬細胞生物学研究室の士反伸和教授をお招きして、

公開セミナーを開催しました。

タイトル: 植物二次代謝産物の輸送機構の解明

植物の二次代謝産物の輸送に関わる研究をオウレンやタバコを例に

紹介いただきました。今後、リンドウでも青色発色に関わるアントシアニンの

細胞内輸送メカニズムの解明を目指して、研究を進めます。

出前講義

2018/3/2

本日、花巻農業高等学校で出前講義を行いました。西原昌宏「植物バイテク、今、昔」

少しでも理科に興味をもっていただければと思います。未来の研究者を目指してください。


植物生理学会年会 発表

2018/3/1

札幌で開催される植物生理学会年会で以下の2件の発表を予定しています。

P-389 CRISPR/Cas9-mediated targeted mutagenesis of avanone 3-hydroxylase gene in tobacco, torenia and gentian plants.

Tasaki, K., Watanabe, A., Higuchi, A., Kurokawa, Y., Washiashi, R., Takahashi, H., ○Nishihara, M.

ゲノム編集のオフターゲットに関わる興味深い現象を解析しています。興味のある方はディスカッションお願いします。

1pG08 GARU ユビキチンリガーゼのチロシンリン酸化はジベレリン受容体を安定化し GA シグナルを促進させる

根本圭一郎,Ramadan Abdelaziz,有村源一郎,今井賢一郎,富井健太郎,篠崎一雄,澤崎達也

根本主任研究員の着任前の研究の発表です。こちらも興味深い内容ですので、よろしくお願いします。


論文発表

2018/3/1

Breeding Scienceの花の特集号にリンドウの総説が掲載されました

(早期公開版)。また、共同研究の成果としてカーネーションの

白花の解析の研究も発表になっています。

Development of basic technologies for improvement of breeding and cultivation of Japanese gentian.

Nishihara, M., Tasaki, K., Sasaki, N., Takahashi, H. Breeding Science Link

Repressed expression of a gene for a basic helix-loop-helix protein causes a white flower phenotype in carnation.

Totsuka, A., Okamoto, E., Miyahara, T., Kouno, T., Cano, E.A., Sasaki, N., Watanebe, A., Tasaki, K. Nishihara, M., Ozeki, Y. Breeding Science Link


出前講義

2018/1/30

仙台の宮城大学太白キャンパスで遺伝子組換え作物に関する出前講義をしてきました。

西原昌宏 農水省「農林水産先端技術の加速化のためのアウトリーチ強化委託事業」による依頼。

講義終了後のアンケートでもNPBT等、最近の技術について学生さんの関心の高さ

がうかがえました。出前講義はいつでも対応しておりますので、気軽に

お声がけください。


海外学会 (キーストンシンポジウム)

2018/1/26

当研究部の田崎研究員が以下の学会に参加して発表してきました。

聴講した最先端の発表内容を生かして今後の研究を行います。

Tasaki, K. et al.

The analysis of regulation of light-induced anthocyanin accumulation in the petals of gentian flower in Gentian.

Plant Signaling: Molecular Pathways and Network Integration (A4)

January 21—24, 2018

Granlibakken Tahoe • Tahoe City, California USA


生工研25周年

2018/1/26

当センターの設立25周年を記念して、岩手大学を会場に講演会、お祝い会を開催しました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

今後、ますます成果をあげるようがんばります。

農水委託プロジェクト研究「国産花きの国際競争力強化のための技術開発」

第2回推進会議

2018/1/24

筑波産学連携支援センターにおいて本年度、第2回研究推進会議が開催されました。

当センターで分担している小課題「リンドウ花色安定発色に関わる遺伝子マーカーの開発」は

順調に進行しており、成果に向けて研究を進めているところです。リンドウの花色濃淡の

制御メカニズムの解明により、優良花色リンドウの開発につなげます。


農食事業 ALSV 推進会議 (1/19)

2018/1/19

「ALSVベクタ―を利用した果樹・野菜・花卉のエピゲノム育種技術開発」第2回推進会議

が岩手大で開催されました。当方の分担はリンドウの開花を待っている段階ですが、

八重咲き等、新形質のリンドウの作出が期待されます。エピゲノム編集も実用化へ

向けて基礎情報を蓄積中です。よろしくお願いします。


農食事業 リンドウ育種 推進会議 (1/15)

2018/1/15

農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業 「新規育種技術を活用した需要拡大のためのリンドウ品種の開発 」

の第2回研究推進会議が岩手大学で開催されました。

専門PO、アドバイザーの皆様をお招きして、本年度の研究成果、次年度の計画について検討しました。

赤花、八重咲きとも品種候補が複数得られており、最終年度のH31年度までに栽培評価を行い、

品種登録に向けて進める予定です。


あけましておめでとうございます(1/4)

今年も穏やかな年明けとなりました。

今年もよろしくお願い致します。


仕事納め(12/28)

本日は仕事納めです。

今年も1年お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。

二次代謝フロンティア研究会(12/11-12)

2017/12/15

第6回植物二次代謝フロンティア研究会(淡路島夢舞台 国際会議場)に参加してきました。

本研究会は若手の研究者を中心としたメンバーで構成されている会であり、

夜の懇親会まで熱心に研究について議論されました。来年は京都で開催予定とのことです。

第21回りんどう研究会(AFR)

2017/10/20

本日、第21回りんどう研究会が岩手大学で開催されました。

(りんどう部会)が開催されました。 以下の2つの講演があり、

参加者からはリンドウの鮮度保持について活発に意見が交わされました。

今後、新しい品質管理法の開発などがますます進むことを期待します。

「切り花の収穫後生理と品質管理」

市村 一雄氏(農研機構野菜花き研究部門 花き研究監)

「りんどう採花後の品質管理について」

菊地 淑子氏(岩手県農業研究センター環境部 生産環境研究室 上席専門研究員)


岩手県園芸育種研究会(りんどう部会)

2017/10/14

本日、岩手県園芸育種研究会(りんどう部会)が開催されました。

岩手県農業研究センターでの説明後、農食事業で開発中の八重咲きリンドウの

状況を皆さんで視察しました。様々な花型のリンドウができており、

これから優良系統の選抜を行います。

重イオンビームの状況視察

2017/10/12

昨日(10/11)、放医研の下川先生と岩手県農業研究センター及び紅果園で栽培中の

重イオンビーム照射リンドウ、リンゴの状況を視察しました。いずれも

変異系統と思われる個体が生育していました。今後の品種開発に活用できる

技術として研究を進めます。

育種学会第132回講演会ならびに第59回シンポジウム

2017/10/12

10/9-11に育種学会が盛岡で開催されました。当センターも共催する

市民公開シンポジウム「東北から全国へ,そして世界へ―品質改良物語―」も

多数の参加者がありました。あらためて植物育種の大切さが認識できたかと

思います。農林10のような優れた品種をめざして研究を進めます。

農食事業 ALSV第1回推進会議

2017/9/23

平成29年度 農食事業

「ALSVベクタ―を利用した果樹・野菜・花卉のエピゲノム育種技術開発」第1回推進会議

が岩手大で開催されました。リンゴのウイルスベクターを利用して、各種作物の

育種技術を開発する事業です。当センターはリンドウで参画させていただいていますが、

NPBTの目玉の技術としても期待されています。まずは、基礎的データを蓄積して、

実用化に向けて進めます。


主任研究員 着任しました。

2017/9/1

本日から主任研究員として根本圭一郎博士が着任しました。愛媛大学愛媛大学プロテオサイエンスセンター

でモデル植物を使って、植物ホルモンやカイネースの研究をされていました。

今後、岩手県の園芸作物の研究を行い、基礎情報を発信するとともに、実用に役立つ研究も

担当して研究を進めます。


学会発表

2017/8/25

秋の学会の季節です。当研究チームでは以下の課題の発表を予定しています。

ご聴講の程、お願い致します。

日本植物細胞分子生物学会第35回大会

リンドウの花色濃淡制御に関わる因子の解析 田﨑啓介、樋口敦美、渡辺藍子、黒川良美、鷲足理恵、 高橋秀行、佐々木伸大、西原昌宏

ゲンチオオリゴ糖代謝を調節する酵素GtGen3Aの機能解析 高橋秀行、加藤大明、金野尚武、竹田匠

園芸学会 平成29年度秋季大会

ゲノム編集技術によるリンド ウ花色変異体の作出と解析 田崎啓介、樋口敦美、渡辺藍子、黒川良美、鷲足理恵、佐々木伸大、西原昌宏

第27回イソプレノイド研究会

ゲラニオール生産組換えタバコの環境ストレス応答 濱地朝、西原昌宏、高橋秀行、齋藤栞、Monirul Islam、Massimo E. Maffei、

上村卓矢、大西利幸、小澤理香、有村源一郎

日本育種学会第132回講演会

八重咲き識別DNAマーカーによるリンドウ苗の大量選抜 西原昌宏、樋口敦美、渡辺藍子、岩井摩莉、

菅野裕子、田﨑啓介、高橋亮、高村祐太郎、日影孝志、内藤善美、小澤傑、阿部弘、小田島 雅、川村浩美


アグリバイオ公開シンポジウム(東京理科大)

2017/7/28

昨日(7/27)、東京理科大学研究推進機構総合研究院 アグリ・バイオ工学研究部門主催の

アグリ・バイオ公開シンポジウムに出席し、以下の課題について

発表しました。各講演者の先生の最新の研究についても興味深く拝聴しました。

今後の研究の参考にさせていただきます。

「植物種を超えたベタレイン色素のエンジニアリング」

農食事業リンドウ育種課題 第1回推進会議

2017/7/14

昨日(7/13)、農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業 「新規育種技術を活用した需要拡大のためのリンドウ品種の開発 」

の第1回研究推進会議、現地検討会が八幡平市花き研究開発センターで開催されました。

専門PO、アドバイザーの皆様をお招きして、本年度の計画について検討しました。

本年は中間年にあたり、品種育成に向けて正念場の年になります。赤花、八重咲きとも優良品種の作出に向けて

生産者、消費者の皆様の手に早く渡るよう関係者一丸となって研究を進めています。

リンドウの外来遺伝子サイレンシングに関する論文を共同で発表しました。

2017/6/30

リンドウでは植物でよく使われるカリフラワーモザイクウイルス35Sプロモーターのサイレンシングが起こります。

そのメカニズムについて、大阪府立大学の三柴准教授らと共同研究を行い、35Sプロモーター配列の

特異的な領域(64bp)にメチル化のターゲット配列があることが分かりました。リンドウにおける

遺伝子の発現制御やエピジェネティック変異の解明を目指して、現在、さらに、詳細に解析を進めています。

The 64-bp sequence containing GAAGA motif is essential for CaMV-35S promoter methylation in gentian.

Shimada, A., Okumura, A., Iwata, Y., Koizumia, N., Nishihara, M., Mishiba, K.

BBA - Gene Regulatory Mechanisms 1860: 861-869 [link]


農水委託プロジェクト研究「国産花きの国際競争力強化のための技術開発」第1回推進会議

2017/6/23

6月21日に、筑波産学連携支援センターにおいて本年度、第1回研究推進会議が開催されました。

当センターで分担している小課題「リンドウ花色安定発色に関わる遺伝子マーカーの開発」の進捗状況を説明し、

本年度の計画を説明しました。成果に向けて研究を進めます。


研究助手

2017/6/1

育種栽培技術開発チームの新しい研究助手に吉田千春さんが着任しました。

引き続き、研究のサポートを行っていただきます。


部門別連携会議

2017/5/19

岩手県農業研究センターとの部門別連携会議(果樹及び花き部門)が、

5/19に開催されました。各研究課題について、今年度の計画について

打合せを行いました。リンドウ、リンゴとも、新しい育種手法や栽培上

の問題点の解決に向け、研究を進めます。


研究職員選考委員会

2017/5/17

園芸資源研究部の中核研究員の選考委員会が盛岡で開催されました。

岩手県の各試験場長らとの意見交換も行いました。今後の研究に

反映させていければと思います。


新年度

2017/4/3

新年度が始まりました。本年度もよろしくお願いします。


トピック(2016年度)

リンドウのまだら退色症状に関する論文

2017/3/27

リンドウの原因不明の病気である「まだら退色症状」について、岩手県農業研究センターと共同で論文を発表しました。

The use of metabolome analysis to identify the cause of an unexplained disease of Japanese gentians (Gentiana triflora).

Takahashi, H., Abe, H., Fujita, K. and Sekine, K-T. Metabolomics 13:51. [link]

リンドウまだら退色症状は、葉の表面にまだら状の壊死斑が発生する原因不明の病気です。これまで岩手県農業研究センター

を中心に原因解明が進められ、本症状は生理障害である可能性が高まっていました。そこでメタボローム解析で代謝物の変動を

調査した結果、ショ糖分解経路やアラニン合成経路等の低酸素ストレスに応答する代謝経路が顕著に変動していることが判明しました。

そこで健全なリンドウを低酸素状態の土壌で栽培したところ、まだら退色症状と同様の症状と代謝変化が観察されたことから、

本症状の主な原因は低酸素ストレスによるものであることがわかりました。今後、品種間差の比較や発症を抑えるための

土壌改良法等についての研究を進めていきます。

八重咲きリンドウ識別DNAマーカーの論文

2017/3/9

リンドウの八重咲き形質を簡易識別するマーカーの論文を発表しました。

Development of molecular markers for breeding of double flowers in Japanese gentian.

Tasaki, K., Higuchi, A., Fujita, K., Watanabe, A., Sasaki, N., Fujiwara, K., Abe, H., Naito, Z.,

Takahashi, R., Hikage, T. and Nishihara, M.

Molecular Breeding 37:33 [link]

また、本件についてプレスリリースしております。


春の学会

2017/3/3

当研究チームでは以下の発表を予定しています。

ご聴講いただければ幸いです。


日本育種学会第131回講演会

DNAマーカーを利用した八重咲きリンドウの効率的育種手法の開発

田﨑啓介、樋口敦美、藤田晃平、渡辺藍子、佐々木伸大、藤原一道、阿部弘、内藤善美、川村浩美、日影孝志、高橋亮、西原昌宏

第58回日本植物生理学会年会

メタボローム解析によるリンドウ病害発生要因の解明

高橋秀行、阿部弘、藤田晃平、関根健太郎

園芸学会 平成29年度春季大会

リンドウの花色の濃淡を決める因子の探索

田﨑啓介、渡辺藍子、樋口敦美、高橋秀行、佐々木伸大、西原昌宏


農食事業 実用技術開発ステージ 育種対応型

新規育種技術を活用した需要拡大のためのリンドウ品種の開発

2017/2/15

2月14日に農食事業リンドウの育種課題の第2回研究推進会議を開催しました。

千葉大学からは専門POの三位先生に参加いただき、ご意見をいただきました。

八重咲きや赤花系リンドウの育種に向け、関係各機関で進捗状況の確認、

来年度の計画について協議を行いました。引き続き、研究を進めます。


バイテク調整会議

2017/2/12

2月10日に岩手県バイオテクノロジー研究調整会議が開催されました。

高畑センター長から今年度の成果について報告するとともに、各部長から

進捗状況の説明がありました。当研究部からもリンドウ、病理関係の課題の進捗状況

について紹介しましたが、一刻も早く現場へ成果の普及がなされるよう研究成果の

ブラッシュアップを計ります。また来年度の委託課題についても了承されました。

引き続き、研究を進めます。


農食事業 発展融合ステージ移行

「ALSVベクタ―を利用した果樹・野菜・花卉のエピゲノム育種技術開発」

2017/1/30

1月27日に第2回研究推進会議が岩手大で開催されました。当センターもリンドウの課題で

参画しており、本年度の進捗状況の説明、来年度の計画について協議しました。

早期開花技術を活用したリンドウの育種技術の確立に向け、研究を推進しています。


岩手県園芸育種研究会・りんどう部会

2017/1/30

1月24日に岩手県園芸育種研究会りんどう部会が開催されました。

当センターから「リンドウのバイテク育種について」というタイトルで

現在、進めている研究内容(DNAマーカー、イオンビーム育種、ウイルスベクターなど)、

について簡単に紹介し、今後のリンドウ育種の進め方に関係者から意見をいただきました。

今後の研究開発に反映させていきたいと思います。


第3回部門別連携会議 (花き部門、病理部門)

2017/1/23

1月19日と20日に 岩手県農業研究センターとの部門別連携会議を行いました。

今回は、バイテク調整会議での基礎バイテク研究成果の協議です。

5課題が本年度の成果として了承され本会議にかけられることになりました。

今後の研究の進展が期待されます。


農水委託プロジェクト研究「国産花きの国際競争力強化のための技術開発」推進会議

2017/1/20

1月17日に 農水委託プロジェクト研究「国産花きの国際競争力強化のための技術開発」の推進会議に

出席し、当センターからは小課題「リンドウ花色安定発色に関わる遺伝子マーカーの開発」の進捗状況を報告しました。

いただいたご意見を次年度の研究に反映させ研究を進めます。

新年あけましておめでとうございます。本年も岩手県の農林水産物の発展にとって

大きな成果につながるよういろいろ技術開発をしていきたいと思います。

ご指導、ご協力の程、お願い申し上げます。平成29年1月。

りんどう研究会開催(10月21日)

2016/10/03

今年度、第一回のりんどう研究会が岩手大学で開催されます。

案内のPDFファイルはコチラ。

今回は果樹ブルーベリーの研究とリンドウ越冬芽の研究について

講演いただきます。。夜には情報交流会も予定しています。

りんどうに関するの研究について、語り合いましょう。

たくさんの参加をお待ちしています。

植物細胞分子生物学会の学会賞(奨励賞)を受賞しました。

2016/09/2

当研究チームの佐々木伸大 主任研究員が日本植物細胞分子生物学会から奨励賞を受賞しました。

受賞タイトル「植物二次代謝における代謝的収斂進化」

リンドウで2例目の受賞です。これを励みに、さらに世界レベルの研究を進めます。

今後とも、よろしくお願いします。

詳細はこちらから。 本年度の受賞者一覧


秋の学会

2016/8/24

秋の学会シーズンです。当研究チームでは以下の発表を予定しています。

ご聴講いただければ幸いです。

よろしくお願いします。


第34回日本植物細胞分子生物学会(上田)大会 9/1-3 信州大学繊維学部上田キャンパス

CRISPR/Cas9により得られたF3H遺伝子編集タバコ、トレニアの解析

田崎啓介、樋口敦美,藤田晃平、黒川良美、高橋秀行、佐々木伸大、西原昌宏

タバコ及びトレニアにおけるベタレイン色素のエンジニアリング

西原昌宏、山田恵理、樋口敦美、藤田晃平、黒川良美、中塚貴司、

宮原平、小関良宏、高橋秀行、佐々木伸大

リンドウに導入した35Sエンハンサー領域のDNAメチル化への影響

島田旭、岩田雄二、小泉望、西原昌宏、三柴啓一郎

園芸学会 平成28年度秋季大会 9/10-11名城大学天白(天白)キャンパス 公開シンポジウム

園芸植物がもつ色素の機能と可能性

「植物のベタレイン合成のメカニズムとその役割 佐々木伸大

日本植物学会第80回大会 9/16-19 沖縄コンベンションセンター

シンポジウム 植物学としてのフラボノイド研究 −その歴史から最近の進歩まで−

リンドウにおける C-配糖化フラボンの生合成経路に関する研究 佐々木伸大 , 田崎啓介 , 西原昌宏

第7回新潟大学・刈羽村先端農業バイオ研究センターフォーラム 8/27

「農業バイオとオミクス」 〜先端技術による農業バイオの新展開〜

リンドウの安定生産に向けたメタボロミクス技術の利用 高橋秀行


高校生セミナー

2016/8/10

8月9日に開催された県高等学校文化連盟自然科学専門部の主催するセミナーが開催されました、

当研究部では、実験を担当し、佐々木主任、渡辺助手の指導の下、リンドウの葉からのDNA抽出と

PCR増幅を行いました。

9月3日には毎年恒例の公開デーも行います。バイテク研究を皆さん知っていただく

よい機会ですので、是非、ご来場の程、お願い致します。


農食事業 新規リンドウ育種課題

2016/8/5

8月4日に農食事業リンドウの育種課題の第一回研究推進会議を開催しました。

千葉大学からは専門POの三位先生に参加いただき、ご意見をいただきました。

八重咲きや赤花系リンドウの育種に向け、本年度から岩手県農業研究センターも

参画して研究を進めます。会議終了後、八重リンドウの育成状況を見学しました。

まだ咲いていないのでわかりませんが、増殖性や草姿のバランス等、これから

選抜過程を経て、実用品種の開発を目指します。


2016/8/1

農食事業 発展融合ステージ移行

「ALSVベクタ―を利用した果樹・野菜・花卉のエピゲノム育種技術開発」

7月29日に第一回研究推進会議が岩手大で開催されました。当センターもリンドウの課題を

担当しています。岩手大、味の素、花き研究所と共同でリンゴ、トウガラシ、カーネーション、

リンドウでALSVを用いた新規育種技術開発を進めます。早期開花誘導技術等、非常に植物育種に有効

ですので、様々な植物の品種開発に使えそうです。NBTの実用化の第一弾としても期待されます。


出前講義

2016/7/11

7月2日に奥羽州市内の小学生を対象に奥州宇宙遊学館において出前講座を開催しました。

当研究部の佐々木主任研究員が「花の色の不思議」と題して講義と実習を行いました。

理科離れが憂慮されるる昨今ですが、科学に少しでも興味をもってもらえたかと思います。


リンドウの花色の退色に関わる研究

2016/6/22

リンドウ品種の中には出荷後の輸送中に花色が退色し、商品価値の低下が

問題となる系統があります。そこで本現象について色落ちのメカニズムを

解明し、色づきのよい品種の育成や輸送条件の改善を目指した研究を進めています。


岩手農研センターの圃場で栽培中の早生系リンドウ

そろそろ開花してきました。本材料を用いて解析を進めます。


リンドウの八重咲きDNAマーカー検定

2016/6/17

八重咲きリンドウを効率的に選抜するためリンドウの苗の

DNAマーカー検定を大量に行っています。これらの中からリンドウでは

珍しい八重咲き形質を持つ品種が育成されることを期待します。

イオンビーム育種研究会

2016/5/30

5月26日〜27日にかけて、イオンビーム育種研究会 第11回大会(福井大会) に

参加してきました。福井県若狭湾エネルギー研究センターを視察後、

福井に移動し、講演会が開催されました。

当研究部からは以下のテーマで発表を行いました。

リンドウやリンゴの突然変異体作出の内容です。本技術を用いて

新品種が育成できるよう進めています。

重イオンビーム照射が多年生植物に与える生物影響評価

西原昌宏、黒川良美、千葉恵美子、樋口敦美、山田恵理、岡村正愛、内藤善美、

浅川知則、古澤佳也、下川卓志、佐々木伸大

研究課題

2016/5/18

外部資金を更新しました。今年度は3件の新規課題が採択になりました。

科研費若手B、農食事業発展融合ステージ、重粒子線がん治療装置等共同利用研究課題。

競争的資金を活用しながら新技術の開発を行っています。


研究打合せ

2016/4/14

岩手県農業研究センターの花き担当者と本年度の研究の打合せを行いました。

また、八幡平市花き研究開発センターを訪問し、今年の研究について材料の

準備等、打合せを行いました。リンドウの研究について様々な要望が

ありますが、基礎研究から支援できるよう新規体制で今年も臨みます。


辞令交付、対面式

2016/4/1

本年度も本日から開始です。園芸資源研究部も新メンバーが加わり、

新たに研究を開始しました。いい成果がでるようにがんばります。

本年度もよろしくお願い致します。


トピック(2015年度)

春の学会

2016/3/23

春の学会の季節です。当チームからも共同研究を含め、合計6課題の発表を行う予定です。

先日まで日本植物生理学会が岩手大学上田キャンパスで開催されました。

週末からは日本園芸学会が開催されます。興味のある方はご聴講ください。

リンドウの新規ウイルスベクター開発の論文

2016/2/13

植物病体分子研究チームと共同で,リンドウに感染するBroad bean wilt virus-2(BBWV-2)

を用いてウイルスベクターを開発しました。今後,リンドウの遺伝子の機能解析に用いて、

研究開発を進めます。リンドウ以外で使えるかについては今後,検討が必要です。

Development of a Broad bean wilt virus 2-based expression vector for gentian.

Tasaki et al. Scientia Horticulturae 201:279–286 [link]


農食事業 リンドウ育種課題の第2回研究推進会議

2016/1/29

農食事業 育種対応型 「新規育種技術を活用した需要拡大のためのリンドウ品種の開発」

第2回研究推進会議が開催されました。本年度の成果を検討し、来年度の計画について

吟味しました。また、来年度から岩手県農業研究センターも参画していただける

ことになり、優良リンドウ品種開発に向けて、ますます研究の発展が期待されます。


リンドウの花型決定に関わるB-Class MADS box遺伝子の論文

2016/1/18

リンドウのMADS box遺伝子を解析した論文がPlant Cell Reportsに掲載されました。

6つのB-Class MADS box遺伝子のうち、2つがB-class遺伝子として重要であることが示されました。

今後,新しい花型を有するリンドウの育成に向けて研究を進めます。

Functional characterization of duplicated B-class MADS-box genes in Japanese gentian

Journal

Plant Cell Reports [Springer link]

DOI

10.1007/s00299-015-1930-6

Plant and Animal Genome XXIV Conference

2016/1/15

毎年サンディエゴで開かれているPAGミーティングに参加してワークショップとポスターで発表を行いました。

NGSやゲノム編集など最近の研究について勉強してきましたので、

リンドウでも取り入れて研究を進めたいと思います。

発表タイトル Application of CRISPR/Cas9 System for Modification of Flower Colors in Tobacco and Torenia Plants.


新年あけましておめでとうございます

2016/1/4

今年は全国的におだやかな正月でした。

理事長の訓示もあり、本日から仕事開始しております。写真はこちら

本年もよろしくお願い致します。


仕事納め

2015/12/28

本日で仕事納めです。今年はリンドウの研究にとって飛躍の1年となりました。

関係者の皆様にお礼申し上げます。

来年もよろしくお願い致します。よいお年をお迎えください。


植物化学シンポジウム(11/13)

2015/11/16

植物化学研究会主催のシンポジウム第52回植物化学シンポジウム

「オミクス解析を用いた有用な遺伝子・代謝産物の探索と活用」に参加・発表してきました。

今回はオミクス解析に関する研究が中心でしたが、リンドウの研究においても

園芸作物ならではの難しさもありますが、今後、オミクス技術をうまく活用して

進められるとよいと思います。

リンドウの種子発芽に関する論文

2015/11/4

リンドウの種苗供給において、安定な種子発芽は重要な課題です。

リンドウの品種・系統の中には発芽率が低いものがありますが、その原因は不明でした。

今回、発芽率が高い品種と低い品種の種子でメタボローム解析を行い、低い品種ではアミノ酸の異常蓄積と

エネルギー代謝物が枯渇していることが判明しました。さらに発芽率の低い品種の種子においては、

蛋白質量の減少も観察されたことから、エネルギー産出の不足が蛋白質合成を阻害し、

発芽率の低下に繋がることが予想されました。今後、種子発芽率の改善に向けての基礎情報として

活用する予定です。

Metabolite profiling reveals the involvement of aberrant metabolic changes in Gentiana triflora seed

showing poor germination.

Takahashi H, Fujita K, Yoshida C, and Nishihara M.

J. Hort. Sci. Biotech. (in press)


リンドウの圃場調査

2015/10/22

秋も深まってきました。岩手県農業研究センターで育成中の八重咲きリンドウの

後代の調査を行いました。DNAマーカーとも一致し、今後の成果が期待されます。

これらリンドウは越冬させ、来年度、詳細な形質調査を開始する予定です。

りんどう研究会(AFR)

2015/10/6

圃場で育成中のF2集団

第19りんどう研究会が岩手大学で開催されました(岩手県園芸育種研究会りんどう部会、

岩手育種談話会(AFR)、当センターの3者の共催)。今回は2人の講師先生から講演いただきました。

九州大学の仁田坂 英二先生からはアサガオの育種の歴史や花型や花模様等の様々な突然変異体と

トランスポゾンの関与について興味深い話をしていただきました。当センターの高橋秀行主任からは

リンドウにおけるメタボローム解析技術の活用について、紹介されました。

講演終了後は、情報交流会でリンドウの研究開発について活発に議論しました。

今後のリンドウの研究に繋げていきたいと思います。

リンドウの視察

2015/10/5

先週、10/1-2にかけて、花き研究所の中山真義先生、東京農工大学 小関良宏教授、宮原平助教と共に、

岩手県農業研究センター、八幡平市花き研究開発センターを訪問し、岩手県のリンドウの状況について

説明を受けました。現在実施中の農食事業、委託プロ事業に関して意見交換を行いました。

今後、現場で役に立つ技術開発に向けて研究を進めます。

リンドウの圃場調査

2015/09/28

農食事業で研究中の八重咲きリンドウの育成状況を視察し、今後の研究の進め方について

関係者で議論しました。青だけでなく白の八重咲きリンドウも確認されており、今後、

未受精胚珠培養等を活用して品種育成を進める予定です。

新聞報道

2015/09/24

岩手日報(9/23,9/24)に高橋主任の学会賞受賞の記事が掲載されました。

記事は当センターのFaceBookから読めますので、ご参照ください。

今後もこれを励みにリンドウの研究を進めます。

りんどう研究会開催(10月6日)


今年度、第一回のりんどう研究会が岩手大学で開催されます。

2014/06/03

http://www.nacos.com/jsb/02/02sintyaku.html

当センターからは高橋秀行主任がメタボローム解析を用いたリンドウの研究について

紹介します。夜には情報交流会も予定しています。

りんどうに関するの研究について、語り合いましょう。

たくさんの参加をお待ちしています。

リンドウの越冬芽掘り

2015/09/24

岩手県農業研究センターの圃場をお借りして、リンドウの越冬芽のサンプリングを行っています。

今年も大豊作?です。これから経時的にサンプリングを行います。これら越冬芽は低温処理の実験等に

供試し、遺伝子発現やメタボローム解析を行い、新たな知見の発見に繋げる予定です。

遺伝子抑制の論文(レタス)

2015/09/18

新しい論文が掲載されました。大阪府立大学の三柴博士らとの共同研究です。

リンドウでは植物の外来遺伝子の発現によく使われるCaMV35Sプロモーターが高度な

メチル化によるサイレンシングを受けることが発見されていましたが、本現象が他の植物でも

同様に起きるのかはわかっていませんでした。今回、レタス(キク科)を材料として解析したところ、

リンドウ同様にCaMV35Sプロモーターのメチル化に伴うサイレンシングが生じることがわかりました。

メチル化のされ方や配列はリンドウと異なる部分もあり、今後、解析が必要です。

CaMV-35S promoter sequence-specific DNA methylation in lettuce.

Okumura, A., Shimada, A., Yamasaki, S., Horino, T., Iwata, Y., Koizumi, N., Nishihara, M., Mishiba, K.

Plant Cell Rep (in press). (link)


岩手大学大学院連合農学研究科の入試

2015/09/03

本日は、岩手大学大学院連合農学研究科の入試が行われました。

当研究部では4名の研究員が客員教員を拝命しております。

花やメタボローム、植物病理等の研究に興味がある方はご連絡ください。

植物細胞分子生物学会の学会賞(奨励賞)を受賞しました。

2015/08/28

当研究チームの高橋秀行 主任研究員が日本植物細胞分子生物学会から奨励賞を受賞しました。

受賞タイトル「リンドウの安定生産に向けたメタボローム解析技術の活用」

リンドウで2例目の受賞です。これを励みに、さらに世界レベルの研究を進めます。

今後とも、よろしくお願いします。

詳細はこちらから。 本年度の受賞者一覧


来週、8月10日〜11日に東京大学農学部弥生キャンパスで開催予定の第33回日本植物細胞分子生物学会(東京)大会・シンポジウム

において当研究チームでは以下の5件の学会発表を予定しています。興味のある方はご聴講ください。よろしくお願いします。

農林水産省のリンドウ育種事業

2015/08/18

農食事業の研究契約が締結され、研究を開始しています。今年度は花では1件の採択でした。

岩手県農業研究センターや岩手県園芸育種研究会とも連携して進めます。御指導、ご助言の程、お願い致します。

  • 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業 実用技術開発ステージ 育種対応型 「新規育種技術を活用した需要拡大のためのリンドウ品種の開発」(平成27〜31年度) 中核機関 岩手生工研 共同研究機関 八幡平市、岩手大学


学会発表

2015/08/07

    1. リンドウにおけるゲノム編集技術の利用に向けて」 西原昌宏、田﨑啓介、藤田晃平、関根健太郎、樋口敦美、山田恵理、佐々木伸大、高橋秀行

    2. ゲンチオオリゴ糖によるリンドウ越冬芽の萌芽誘導機構 高橋秀行、藤田晃平、今村智弘、西原昌宏

    3. イオンビーム照射によるリンドウ花色変異体の獲得 佐々木伸大、樋口敦美、山田恵理、岡村正愛、星伸枝、古澤佳也、下川卓志、西原昌宏

    4. リンドウにおける新規ウイルスベクターの開発 田崎啓介、厚見剛、関根健太郎、西原昌宏

    5. レタスに導入したCaMV 35SプロモーターのDNAメチル化解析 奥村梓、島田旭、山崎識知、堀野拓也、岩田雄二、小泉望、西原昌宏、三柴啓一郎 学会は無事終了しました。聴講いただいた方、ありがとうございました(8/18 記)。

花の色のセミナー

2015/08/06

「花の色の多様性が出る仕組みを知ろう」と題して県内高校生を対象にセミナーと実験を

行いました。 詳しくはこちら(FaceBook)をご覧下さい。


花きの委託プロジェクト研究

2015/08/05

平成27年度委託プロジェクト研究委託プロジェクト研究(平成27〜31年度)

国産花きの国際競争力強化のための技術開発」実需ニーズの高い新系統 - 及び低コスト栽培技術の開発が8/3付けで締結されました。

当センターは東京農工大学と共同で 中課題「遺伝子情報に基づいた花色安定品種の選抜」

小課題名 リンドウ花色安定発色に関わる遺伝子マーカーの開発 を担当します。

研究コンソーシアムでは様々な花きに関わる研究を行います。リンドウでも育種を効率化する技術を開発し、

公設試やリンドウ育種機関を通して現場で使えるとして普及していく予定です。


八重咲きリンドウの原因を解明!!

2015/07/16

多くの花き園芸作物は八重咲き品種があり、花型の多様化に貢献しています。しかしながら、リンドウにおいては

八重咲きは珍しい形質です。今回、突然変異八重咲きリンドウの解析を行った結果、C-classのMADS box遺伝子の

1つであるGsAG1遺伝子の変異により、雄しべの花弁化が生じていることがわかりました。この変異はGsAG1遺伝子の

イントロンに挿入されたレトロトランスポゾンによるものであり、岩手大学農学部吉川教授らにより開発された

ALSVベクターを利用して、GsAG1が原因遺伝子であることを確認しました。現在、八重咲きリンドウの効率的

育種手法の確立を目指してDNAマーカー開発等の研究を進めています。

Isolation and characterization of the C-class MADS-box gene involved in the formation of double flowers in Japanese gentian.

Nakatsuka, T, Saito, M., Yamada, Y., Fujita, K., Yamagishi, N., Yoshikawa, N., Nishihara, M. BMC Plant Biology 15:182

こちらからダウンロードできます。


リンドウの本

2015/7/7

スプリンガー出版社の以下の本に日本リンドウのバイテク研究についての総説を

執筆しました。

The Gentianaceae - Volume 2: Biotechnology and Applications

第10章 Molecular Breeding of Japanese Gentians— Applications of Genetic Transformation,

Metabolome Analyses,and Genetic Markers.

Nishihara, M., Mishiba, K., Imamura, T., Takahashi, H. Nakatsuka, T.

リンドウ農食事業 第1回研究推進会議

2015/07/07

昨日、平成27年度 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業

「新規育種技術を活用した需要拡大のためのリンドウ品種の開発」の 第1回 研究推進会議 を岩手大学農学部で開催しました。

新奇性の高いリンドウを5年間で育成する課題です。各機関の研究分担の確認や今後の研究方策について深く議論しました。

これから未受精胚珠培養やDNAマーカー等の新規育種技術を使って優良リンドウの開発を進めていく予定です。


リンドウの開花調節に関する論文を発表しました。

2015/07/06

ポリアミン(スペルミジン、スペルミン)は殆どの生物が持っている物質で、細胞の増殖や分化に重要な役割を

果たしていることが知られています。我々はスペルミジンとスペルミンの合成酵素遺伝子であるGtSPDSとGtSPMSを

リンドウから単離し、それらの発現および機能解析を行ないました。経時的な発現解析の結果、これら遺伝子発現は

萌芽から開花期に向けて顕著に上昇することが明らかとなりました。さらに、モデル植物であるアラビドプシスで

これら遺伝子を高発現させたところ、花成関連遺伝子の発現調節を介して開花が促進されることが判明し、

ポリアミンが花成誘導機構の一端を担っていることが示されました。リンドウを栽培する上で、天候不順等による

開花期と需要期のずれは早急に解決すべき課題となっています。リンドウの開花誘導機構を明らかにすることで、

開花調節技術への発展が期待できます。

Characterization of spermidine synthase and spermine synthase − the polyamine-synthetic enzymes

that induce early flowering in Gentiana triflora. Imamura T, Fujita K, Tasaki K, Higuchi A, Takahashi H.

Biochem. Biophys. Res. Commun. 463, 781-786 (2015) (link)


リンドウの論文

2015/06/23

新しい論文が掲載されました。リンドウのゲンチオビオースのフィーディング法です。

本系を利用して越冬芽の休眠や萌芽調節機構の解明を進めています。

Gentiobiose feeding in gentian in vitro overwintering buds or plantlets.

Takahashi, H. and Nishihara, M .Bio-protocol. 5(12), e1499 (2015).

こちらからダウンロードできます。


理事会、評議員会

2015/06/19

当センターの理事会、評議委員会が盛岡で開催されました。各研究部から研究内容について、

新評議委員、理事を相手に発表を行いました。宮下理事長は本日でご退任です。

お疲れ様でした。(Facebook)


水沢高校出前講義

2015/06/16

岩手県立水沢高等学校で出前講義を行ってきました。

「植物バイテクの今、昔」 興味を持って聞いていただけたでしょうか?

当センターは様々な分野の研究者が出前講義を行って研究について紹介します。

メニューはこちら


部門別連携会議

2015/06/15

部門別連携会議が本日、盛岡で開催されました。花き及び病理部門です。

今回は行政担当者も加わり、現場の各問題の解決に繋がるよう討議がなされました。

県の試験研究機関とより深く連携を深め、研究を進めていきます。(Facebook)


研究進捗発表会

2015/06/3

研究進捗発表会が6月2日〜3日に開催されました。県試験研究機関の皆様も

参加ありがとうございました。いただいたご意見を今後の研究に反映させ

進めていきます。


DECSワークショップ兼公開セミナー

2015/05/29

5月28日〜29日に病態チームが開発した植物ウイルス検出法のDECS方法のワークショップと公開セミナーが開催されました。

遠くから参加いただいた研究者の方々、ありがとうございました。今後、さらに実用的

技術としての普及を目指して進めていきます。(Facebook)

平成27年度委託プロジェクト研究 国産花きの国際競争力強化のための技術開発

2015/05/21

「実需ニーズの高い新系統及び低コスト栽培技術の開発」で当センターも委託の分担を行うことに

なりました。審査結果はこちら(農水省ホームページリンク)。多くの機関が参加して進める

花きの大型プロジェクトです。リンドウでも成果が出るようにこれから進めていきます。

農食事業リンドウ育種課題

2015/05/15


農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業における「実用技術開発ステージ 育種対応型 」

にリンドウの課題が採択されました。 採択課題はこちら(農水省ホームページリンク

課題名 新規育種技術を活用した需要 拡大のためのリンドウ品種の開発

岩手大学、八幡平市花き研究開発センターが共同機関です。

実用品種開発を目指して、基礎研究からサポートします。


研究発表

2015/04/23

平成26年度 HIMAC共同利用研究成果発表会(4/20-21)に参加・発表してきました。

岩手県のリンドウ、リンゴ、シイタケ等の突然変異育種技術の確立に向けて、H25年度から

放射線医学総合研究所のHIMAC(重粒子線がん治療装置)を利用した研究を進めています。

岩手県農業研究センターを始め、さまざまな機関と連携し、優良形質を有した変異系統の作出・

利用に向けた研究を行っています。

今回の発表課題は以下のとおりです。

重粒子線照射による多年生植物の突然変異に関する研究

西原昌宏 、佐々木伸大 、星伸枝 、小原繁、浅川知則、下川卓志

発表会の他の課題のプログラムは以下のURLで確認できます。

http://www.nirs.go.jp/information/event/2015/04_20.shtml


科研費課題

2015/04/1


本年度の科研費の内定が発表になりました。当研究チームも複数の課題が採択になりました。

岩手県のリンドウの育種、栽培技術開発に向けて、基礎研究から取り組みます。

これらは即実用化されるものではありませんが、基礎研究の積み重ねから新たな研究

方法、理論が構築されます。研究シーズ探索も同時に行えますので、応用化を支えるために重要です。

当チームの実施中の課題はこちら

科学研究費補助金 基盤研究(B)(平成27〜29年度)

「植物色素ベタレインの種を超えたエンジニアリング基盤の構築」西原昌宏、佐々木伸大、高橋秀行

科学研究費補助金 基盤研究(B)(平成27〜29年度)

「 オリゴ糖をシグナルとする多年生植物の相転換機構の解明 」高橋秀行、西原昌宏、金野尚武

科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究(平成27〜29年度)

「 植物の休眠を誘起する栄養飢餓シグナリングの解明 」高橋秀行



新年度開始

2015/04/1


今日から4月、新年度の開始です。各所で入社式が行われている

と思いますが、当センターも辞令交付式、対面式がありました。

新しい職場や環境に早く慣れて仕事に取りくんでいただければと思います。

当研究チームはメンバーに特に変わりはありません。

本年度もよろしくお願いします。