過去のトピック H27-28年度

トピック(2016年度)


リンドウのまだら退色症状に関する論
2017/3/27

リンドウの原因不明の病気である「まだら退色症状」について、岩手県農業研究センターと共同で論文を発表しました。

The use of metabolome analysis to identify the cause of an unexplained disease of Japanese gentians (Gentiana triflora).
Takahashi, H., Abe, H., Fujita, K. and Sekine, K-T.  Metabolomics 13:51. [link] 

リンドウまだら退色症状は、葉の表面にまだら状の壊死斑が発生する原因不明の病気です。これまで岩手県農業研究センター
を中心に原因解明が進められ、本症状は生理障害である可能性が高まっていました。そこでメタボローム解析で代謝物の変動を
調査した結果、ショ糖分解経路やアラニン合成経路等の低酸素ストレスに応答する代謝経路が顕著に変動していることが判明しました。
そこで健全なリンドウを低酸素状態の土壌で栽培したところ、まだら退色症状と同様の症状と代謝変化が観察されたことから、
本症状の主な原因は低酸素ストレスによるものであることがわかりました。今後、品種間差の比較や発症を抑えるための
土壌改良法等についての研究を進めていきます。
 
八重咲きリンドウ識別DNAマーカーの論文
2017/3/9

リンドウの八重咲き形質を簡易識別するマーカーの論文を発表しました。

Development of molecular markers for breeding of double flowers in Japanese gentian. 
Tasaki, K., Higuchi, A., Fujita, K., Watanabe, A., Sasaki, N., Fujiwara, K., Abe, H., Naito, Z., 
Takahashi, R., Hikage, T. and Nishihara, M. 
Molecular Breeding 37:33 [link]

また、本件についてプレスリリースしております。

春の学会
2017/3/3

当研究チームでは以下の発表を予定しています。
ご聴講いただければ幸いです。
日本育種学会第131回講演会
DNAマーカーを利用した八重咲きリンドウの効率的育種手法の開発
田﨑啓介、樋口敦美、藤田晃平、渡辺藍子、佐々木伸大、藤原一道、阿部弘、内藤善美、川村浩美、日影孝志、高橋亮、西原昌宏

第58回日本植物生理学会年会  
メタボローム解析によるリンドウ病害発生要因の解明 
高橋秀行、阿部弘、藤田晃平、関根健太郎

園芸学会 平成29年度春季大会
リンドウの花色の濃淡を決める因子の探索 
田﨑啓介、渡辺藍子、樋口敦美、高橋秀行、佐々木伸大、西原昌宏 



中核研究員、研究助手を募集しています
2017/2/15
当研究部では中核研究員1名、研究助手2名を募集しています。
岩手県の農林水産物の振興に向けて、熱意をもって基礎研究に取り組んで
いただける方の応募をお待ちしています。
募集要項はhttp://www.ibrc.or.jp/invite/recruit をご覧下さい。



農食事業 実用技術開発ステージ 育種対応型
新規育種技術を活用した需要拡大のためのリンドウ品種の開発

2017/2/15

2月14日に農食事業リンドウの育種課題の第2回研究推進会議を開催しました。
千葉大学からは専門POの三位先生に参加いただき、ご意見をいただきました。
八重咲きや赤花系リンドウの育種に向け、関係各機関で進捗状況の確認、
来年度の計画について協議を行いました。引き続き、研究を進めます。



バイテク調整会議 
2017/2/12
2月10日に岩手県バイオテクノロジー研究調整会議が開催されました。
高畑センター長から今年度の成果について報告するとともに、各部長から
進捗状況の説明がありました。当研究部からもリンドウ、病理関係の課題の進捗状況
について紹介しましたが、一刻も早く現場へ成果の普及がなされるよう研究成果の
ブラッシュアップを計ります。また来年度の委託課題についても了承されました。
引き続き、研究を進めます。



農食事業 発展融合ステージ移行
 「ALSVベクタ―を利用した果樹・野菜・花卉のエピゲノム育種技術開発」
2017/1/30

1月27日に第2回研究推進会議が岩手大で開催されました。当センターもリンドウの課題で
参画しており、本年度の進捗状況の説明、来年度の計画について協議しました。
早期開花技術を活用したリンドウの育種技術の確立に向け、研究を推進しています。 



岩手県園芸育種研究会・りんどう部会
2017/1/30
1月24日に岩手県園芸育種研究会りんどう部会が開催されました。
当センターから「リンドウのバイテク育種について」というタイトルで
現在、進めている研究内容(DNAマーカー、イオンビーム育種、ウイルスベクターなど)、
について簡単に紹介し、今後のリンドウ育種の進め方に関係者から意見をいただきました。
今後の研究開発に反映させていきたいと思います。


第3回部門別連携会議 (花き部門、病理部門)  
2017/1/23
1月19日と20日に 岩手県農業研究センターとの部門別連携会議を行いました。
今回は、バイテク調整会議での基礎バイテク研究成果の協議です。 
5課題が本年度の成果として了承され本会議にかけられることになりました。
今後の研究の進展が期待されます。

農水委託プロジェクト研究「国産花きの国際競争力強化のための技術開発」推進会議
2017/1/20
1月17日に 農水委託プロジェクト研究「国産花きの国際競争力強化のための技術開発」の推進会議に
出席し、当センターからは小課題「リンドウ花色安定発色に関わる遺伝子マーカーの開発」の進捗状況を報告しました。
いただいたご意見を次年度の研究に反映させ研究を進めます。


新年あけましておめでとうございます。本年も岩手県の農林水産物の発展にとって

大きな成果につながるよういろいろ技術開発をしていきたいと思います。

ご指導、ご協力の程、お願い申し上げます。平成29年1月。



りんどう研究会開催(10月21日)

2016/10/03 

今年度、第一回のりんどう研究会が岩手大学で開催されます。
今回は果樹ブルーベリーの研究とリンドウ越冬芽の研究について
講演いただきます。。夜には情報交流会も予定しています。
りんどうに関するの研究について、語り合いましょう。
たくさんの参加をお待ちしています。



植物細胞分子生物学会の学会賞(奨励賞)を受賞しました。

2016/09/2

当研究チームの佐々木伸大 主任研究員が日本植物細胞分子生物学会から奨励賞を受賞しました。
受賞タイトル「
植物二次代謝における代謝的収斂進化
リンドウで2例目の受賞です。これを励みに、さらに世界レベルの研究を進めます。
今後とも、よろしくお願いします。
詳細はこちらから。 本年度の受賞者一覧

秋の学会

2016/8/24


秋の学会シーズンです。当研究チームでは以下の発表を予定しています。
ご聴講いただければ幸いです。
よろしくお願いします。

34回日本植物細胞分子生物学会(上田)大会 9/1-3 信州大学繊維学部上田キャンパス

CRISPR/Cas9により得られたF3H遺伝子編集タバコ、トレニアの解析

田崎啓介、樋口敦美,藤田晃平、黒川良美、高橋秀行、佐々木伸大、西原昌宏


タバコ及びトレニアにおけるベタレイン色素のエンジニアリング

西原昌宏、山田恵理、樋口敦美、藤田晃平、黒川良美、中塚貴司、

宮原平、小関良宏、高橋秀行、佐々木伸大


リンドウに導入した35Sエンハンサー領域のDNAメチル化への影響

島田旭、岩田雄二、小泉望、西原昌宏、三柴啓一郎

 

園芸学会 平成28年度秋季大会 9/10-11名城大学天白(天白)キャンパス 公開シンポジウム 

園芸植物がもつ色素の機能と可能性

植物のベタレイン合成のメカニズムとその役割  佐々木伸大


日本植物学会第80回大会  9/16-19 沖縄コンベンションセンター

シンポジウム  植物学としてのフラボノイド研究 −その歴史から最近の進歩まで−

リンドウにおける C-配糖化フラボンの生合成経路に関する研究 佐々木伸大 , 田崎啓介 , 西原昌宏


第7回新潟大学・刈羽村先端農業バイオ研究センターフォーラム  8/27
「農業バイオとオミクス」 〜先端技術による農業バイオの新展開〜 

 リンドウの安定生産に向けたメタボロミクス技術の利用 高橋秀行



高校生セミナー

2016/8/10


8月9日に開催された県高等学校文化連盟自然科学専門部の主催するセミナーが開催されました、
当研究部では、実験を担当し、佐々木主任、渡辺助手の指導の下、リンドウの葉からのDNA抽出と
PCR増幅を行いました。
9月3日には毎年恒例の公開デーも行います。バイテク研究を皆さん知っていただく
よい機会ですので、是非、ご来場の程、お願い致します。


農食事業 新規リンドウ育種課題

2016/8/5


8月4日に農食事業リンドウの育種課題の第一回研究推進会議を開催しました。
千葉大学からは専門POの三位先生に参加いただき、ご意見をいただきました。
八重咲きや赤花系リンドウの育種に向け、本年度から岩手県農業研究センターも
参画して研究を進めます。会議終了後、八重リンドウの育成状況を見学しました。
まだ咲いていないのでわかりませんが、増殖性や草姿のバランス等、これから
選抜過程を経て、実用品種の開発を目指します。



2016/8/1

農食事業 発展融合ステージ移行
 「ALSVベクタ―を利用した果樹・野菜・花卉のエピゲノム育種技術開発」

7月29日に第一回研究推進会議が岩手大で開催されました。当センターもリンドウの課題を
担当しています。岩手大、味の素、花き研究所と共同でリンゴ、トウガラシ、カーネーション、
リンドウでALSVを用いた新規育種技術開発を進めます。早期開花誘導技術等、非常に植物育種に有効
ですので、様々な植物の品種開発に使えそうです。NBTの実用化の第一弾としても期待されます。


出前講義 

2016/7/11


7月2日に奥羽州市内の小学生を対象に奥州宇宙遊学館において出前講座を開催しました。 
当研究部の佐々木主任研究員が「花の色の不思議」と題して講義と実習を行いました。  
理科離れが憂慮されるる昨今ですが、科学に少しでも興味をもってもらえたかと思います。

リンドウの花色の退色に関わる研究

2016/6/22


リンドウ品種の中には出荷後の輸送中に花色が退色し、商品価値の低下が
問題となる系統があります。そこで本現象について色落ちのメカニズムを
解明し、色づきのよい品種の育成や輸送条件の改善を目指した研究を進めています。

岩手農研センターの圃場で栽培中の早生系リンドウ
そろそろ開花してきました。本材料を用いて解析を進めます。


リンドウの八重咲きDNAマーカー検定

2016/6/17


八重咲きリンドウを効率的に選抜するためリンドウの苗の
DNAマーカー検定を大量に行っています。これらの中からリンドウでは
珍しい八重咲き形質を持つ品種が育成されることを期待します。




イオンビーム育種研究会

2016/5/30


5月26日〜27日にかけて、イオンビーム育種研究会 第11回大会(福井大会)  に
参加してきました。福井県若狭湾エネルギー研究センターを視察後、
福井に移動し、講演会が開催されました。

当研究部からは以下のテーマで発表を行いました。 
リンドウやリンゴの突然変異体作出の内容です。本技術を用いて
新品種が育成できるよう進めています。

重イオンビーム照射が多年生植物に与える生物影響評価 
西原昌宏、黒川良美、千葉恵美子、樋口敦美、山田恵理、岡村正愛、内藤善美、 
浅川知則、古澤佳也、下川卓志、佐々木伸大

  



研究課題

2016/5/18


外部資金を更新しました。今年度は3件の新規課題が採択になりました。
科研費若手B、農食事業発展融合ステージ、重粒子線がん治療装置等共同利用研究課題。
競争的資金を活用しながら新技術の開発を行っています。 



研究打合せ

2016/4/14


岩手県農業研究センターの花き担当者と本年度の研究の打合せを行いました。

また、八幡平市花き研究開発センターを訪問し、今年の研究について材料の
準備等、打合せを行いました。リンドウの研究について様々な要望が
ありますが、基礎研究から支援できるよう新規体制で今年も臨みます。



辞令交付、対面式

2016/4/1


本年度も本日から開始です。園芸資源研究部も新メンバーが加わり、

新たに研究を開始しました。いい成果がでるようにがんばります。

本年度もよろしくお願い致します



トピック(2015年度)


春の学会    

2016/3/23


春の学会の季節です。当チームからも共同研究を含め、合計6課題の発表を行う予定です。

先日まで日本植物生理学会が岩手大学上田キャンパスで開催されました。

週末からは日本園芸学会が開催されます。興味のある方はご聴講ください。


リンドウの新規ウイルスベクター開発の論文

2016/2/13

植物病体分子研究チームと共同で,リンドウに感染するBroad bean wilt virus-2(BBWV-2)
を用いてウイルスベクターを開発しました。今後,リンドウの遺伝子の機能解析に用いて、 
研究開発を進めます。リンドウ以外で使えるかについては今後,検討が必要です。
Development of a Broad bean wilt virus 2-based expression vector for gentian.
Tasaki et al. Scientia Horticulturae 201:279–286 [link]

農食事業 リンドウ育種課題の第2回研究推進会議    

2016/1/29

農食事業 育種対応型 「新規育種技術を活用した需要拡大のためのリンドウ品種の開発」 
第2回研究推進会議が開催されました。本年度の成果を検討し、来年度の計画について
吟味しました。また、来年度から岩手県農業研究センターも参画していただける
ことになり、優良リンドウ品種開発に向けて、ますます研究の発展が期待されます。

リンドウの花型決定に関わるB-Class MADS box遺伝子の論文  

2016/1/18


リンドウのMADS box遺伝子を解析した論文がPlant Cell Reportsに掲載されました。
6つのB-Class MADS box遺伝子のうち、2つがB-class遺伝子として重要であることが示されました。
今後,新しい花型を有するリンドウの育成に向けて研究を進めます。
Functional characterization of duplicated B-class MADS-box genes in Japanese gentian
Journal 
Plant Cell Reports [Springer link]
DOI 
10.1007/s00299-015-1930-6


Plant and Animal Genome XXIV Conference  

2016/1/15

毎年サンディエゴで開かれているPAGミーティングに参加してワークショップとポスターで発表を行いました。
NGSやゲノム編集など最近の研究について勉強してきましたので、
リンドウでも取り入れて研究を進めたいと思います。
発表タイトル Application of CRISPR/Cas9 System for Modification of Flower Colors in Tobacco and Torenia Plants.

新年あけましておめでとうございます  

2016/1/4


今年は全国的におだやかな正月でした。

理事長の訓示もあり、本日から仕事開始しております。写真はこちら
本年もよろしくお願い致します。


仕事納め  

2015/12/28


本日で仕事納めです。今年はリンドウの研究にとって飛躍の1年となりました。

関係者の皆様にお礼申し上げます。

来年もよろしくお願い致します。よいお年をお迎えください。   


研究職員の募集  「募集は終了しました」

2015/12/14

園芸資源研究部では2016年4月採用のスタッフの募集を行っています。

研究助手1名(育種栽培技術開発チーム)と主任研究員1名(植物病態分子研究チーム)

締め切り1/18(月)必着です。

一緒に研究開発を行っていただけるやる気のある方、奮ってご応募ください。



植物化学シンポジウム(11/13)

2015/11/16


植物化学研究会主催のシンポジウム第52回植物化学シンポジウム

「オミクス解析を用いた有用な遺伝子・代謝産物の探索と活用」に参加・発表してきました。

今回はオミクス解析に関する研究が中心でしたが、リンドウの研究においても

園芸作物ならではの難しさもありますが、今後、オミクス技術をうまく活用して
進められるとよいと思います。



リンドウの種子発芽に関する論文

2015/11/4


リンドウの種苗供給において、安定な種子発芽は重要な課題です。
リンドウの品種・系統の中には発芽率が低いものがありますが、その原因は不明でした。
今回、発芽率が高い品種と低い品種の種子でメタボローム解析を行い、低い品種ではアミノ酸の異常蓄積と
エネルギー代謝物が枯渇していることが判明しました。さらに発芽率の低い品種の種子においては、
蛋白質量の減少も観察されたことから、エネルギー産出の不足が蛋白質合成を阻害し、
発芽率の低下に繋がることが予想されました。今後、種子発芽率の改善に向けての基礎情報として
活用する予定です。  

Metabolite profiling reveals the involvement of aberrant metabolic changes in Gentiana triflora seed

 showing poor germination.

Takahashi H, Fujita K, Yoshida C, and Nishihara M.

J. Hort. Sci. Biotech. (in press)


リンドウの圃場調査

2015/10/22
秋も深まってきました。岩手県農業研究センターで育成中の八重咲きリンドウの
後代の調査を行いました。DNAマーカーとも一致し、今後の成果が期待されます。
これらリンドウは越冬させ、来年度、詳細な形質調査を開始する予定です。

圃場で育成中のF2集団



りんどう研究会(AFR)

2015/10/6
第19りんどう研究会が岩手大学で開催されました(岩手県園芸育種研究会りんどう部会、
岩手育種談話会(AFR)、当センターの3者の共催)。今回は2人の講師先生から講演いただきました。
九州大学の仁田坂 英二先生からはアサガオの育種の歴史や
花型や花模様等の様々な突然変異体と
トランスポゾンの関与について興味深い話をしていただきました。当センターの高橋秀行主任からは

リンドウにおけるメタボローム解析技術の活用について、紹介されました。
講演終了後は、情報交流会でリンドウの研究開発について活発に議論しました。
今後のリンドウの研究に繋げていきたいと思います。

   
  


リンドウの視察 

2015/10/5
先週、10/1-2にかけて、花き研究所の中山真義先生、東京農工大学 小関良宏教授、宮原平助教と共に、
岩手県農業研究センター、八幡平市花き研究開発センターを訪問し、岩手県のリンドウの状況について
説明を受けました。現在実施中の農食事業、委託プロ事業に関して意見交換を行いました。 
今後、現場で役に立つ技術開発に向けて研究を進めます。

 


リンドウの圃場調査

2015/09/28
農食事業で研究中の八重咲きリンドウの育成状況を視察し、今後の研究の進め方について
関係者で議論しました。青だけでなく白の八重咲きリンドウも確認されており、今後、
未受精胚珠培養等を活用して品種育成を進める予定です。

新聞報道

2015/09/24

岩手日報(9/23,9/24)に高橋主任の学会賞受賞の記事が掲載されました。
記事は当センターのFaceBookから読めますので、ご参照ください。
今後もこれを励みにリンドウの研究を進めます。

りんどう研究会開催(10月6日)

2014/06/03 6:14 に 西原昌宏 が投稿   2014/06/03 6:15 に更新しました ]
今年度、第一回のりんどう研究会が岩手大学で開催されます。

当センターからは高橋秀行主任がメタボローム解析を用いたリンドウの研究について
紹介します。夜には情報交流会も予定しています。
りんどうに関するの研究について、語り合いましょう。
たくさんの参加をお待ちしています。


リンドウの越冬芽掘り

2015/09/24
岩手県農業研究センターの圃場をお借りして、リンドウの越冬芽のサンプリングを行っています。
今年も大豊作?です。これから経時的にサンプリングを行います。これら越冬芽は低温処理の実験等に
供試し、遺伝子発現やメタボローム解析を行い、新たな知見の発見に繋げる予定です。



遺伝子抑制の論文(レタス)

2015/09/18
新しい論文が掲載されました。大阪府立大学の三柴博士らとの共同研究です。
リンドウでは植物の外来遺伝子の発現によく使われるCaMV35Sプロモーターが高度な
メチル化によるサイレンシングを受けることが発見されていましたが、本現象が他の植物でも
同様に起きるのかはわかっていませんでした。今回、レタス(キク科)を材料として解析したところ、
リンドウ同様にCaMV35Sプロモーターのメチル化に伴うサイレンシングが生じることがわかりました。
メチル化のされ方や配列はリンドウと異なる部分もあり、今後、解析が必要です。

CaMV-35S promoter sequence-specific DNA methylation in lettuce.  

Okumura, A., Shimada, A., Yamasaki, S., Horino, T., Iwata, Y., Koizumi, N., Nishihara, M., Mishiba, K. 

Plant Cell Rep (in press). (link)  



岩手大学大学院連合農学研究科の入試 

2015/09/03


本日は、岩手大学大学院連合農学研究科の入試が行われました。
当研究部では4名の研究員が客員教員を拝命しております。
花やメタボローム、植物病理等の研究に興味がある方はご連絡ください。


植物細胞分子生物学会の学会賞(奨励賞)を受賞しました。

2015/08/28

当研究チームの高橋秀行 主任研究員が日本植物細胞分子生物学会から奨励賞を受賞しました。
受賞タイトル「
リンドウの安定生産に向けたメタボローム解析技術の活用
リンドウで2例目の受賞です。これを励みに、さらに世界レベルの研究を進めます。
今後とも、よろしくお願いします。
詳細はこちらから。 本年度の受賞者一覧

研究助手の募集 

2015/08/19

スタッフ(研究助手1名)の募集を行っています(募集を延長しました)。

当研究チームでは基礎研究によるシーズ開発から、現場での応用に繋がる研究を進めています。

一緒に研究開発を行っていただけるやる気のある方、奮ってご応募ください。

<募集は終了しました>


農林水産省のリンドウ育種事業 

2015/08/18

 農食事業の研究契約が締結され、研究を開始しています。今年度は花では1件の採択でした。 
  岩手県農業研究センターや岩手県園芸育種研究会とも連携して進めます。御指導、ご助言の程、お願い致します。
  • 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業 実用技術開発ステージ 育種対応型                                                                                                                                     新規育種技術を活用した需要拡大のためのリンドウ品種の開発」(平成27〜31年度)                                                                                                                    中核機関 岩手生工研 共同研究機関 八幡平市、岩手大学

学会発表 

2015/08/07

来週、8月10日〜11日に東京大学農学部弥生キャンパスで開催予定の第33回日本植物細胞分子生物学会(東京)大会・シンポジウム
において当研究チームでは以下の5件の学会発表を予定しています。興味のある方はご聴講ください。よろしくお願いします。
  1. リンドウにおけるゲノム編集技術の利用に向けて」 西原昌宏、田﨑啓介、藤田晃平、関根健太郎、樋口敦美、山田恵理、佐々木伸大、高橋秀行
  2. ゲンチオオリゴ糖によるリンドウ越冬芽の萌芽誘導機構 高橋秀行、藤田晃平、今村智弘、西原昌宏
  3. イオンビーム照射によるリンドウ花色変異体の獲得 佐々木伸大、樋口敦美、山田恵理、岡村正愛、星伸枝、古澤佳也、下川卓志、西原昌宏  
  4.  リンドウにおける新規ウイルスベクターの開発  田崎啓介、厚見剛、関根健太郎、西原昌宏
  5. レタスに導入したCaMV 35SプロモーターのDNAメチル化解析 奥村梓、島田旭、山崎識知、堀野拓也、岩田雄二、小泉望、西原昌宏、三柴啓一郎                                                                                                                        学会は無事終了しました。聴講いただいた方、ありがとうございました(8/18 記)。                                             

花の色のセミナー 

2015/08/06

「花の色の多様性が出る仕組みを知ろう」と題して県内高校生を対象にセミナーと実験を
行いました。    詳しくはこちら(FaceBook)をご覧下さい。

花きの委託プロジェクト研究

2015/08/05

平成27年度委託プロジェクト研究委託プロジェクト研究(平成27〜31年度)
国産花きの国際競争力強化のための技術開発」実需ニーズの高い新系統 - 及び低コスト栽培技術の開発が8/3付けで締結されました。
当センターは東京農工大学と共同で 中課題「遺伝子情報に基づいた花色安定品種の選抜」
小課題名 リンドウ花色安定発色に関わる遺伝子マーカーの開発 を担当します。
研究コンソーシアムでは様々な花きに関わる研究を行います。リンドウでも育種を効率化する技術を開発し、
公設試やリンドウ育種機関を通して現場で使えるとして普及していく予定です。

八重咲きリンドウの原因を解明!!

2015/07/16

多くの花き園芸作物は八重咲き品種があり、花型の多様化に貢献しています。しかしながら、リンドウにおいては
八重咲きは珍しい形質です。今回、
突然変異八重咲きリンドウの解析を行った結果、C-classのMADS box遺伝子の
1つであるGsAG1遺伝子の変異
により、雄しべの花弁化が生じていることがわかりました。この変異はGsAG1遺伝子の
イントロンに挿
入されたレトロトランスポゾンによるものであり、岩手大学農学部吉川教授らにより開発された
ALSVベクターを利用して、GsAG1が原因遺伝子であることを確認しました。現在、八重咲きリンドウの効率的
育種手法の確立を目指してDNAマーカー開発等の研究を進めています。
Isolation and characterization of the C-class MADS-box gene involved in the formation of double flowers in Japanese gentian.
Nakatsuka, T, Saito, M., Yamada, Y., Fujita, K., Yamagishi, N., Yoshikawa, N., Nishihara, M. BMC Plant Biology 15:182

こちらからダウンロードできます  

リンドウの本  

2015/7/7

スプリンガー出版社の以下の本に日本リンドウのバイテク研究についての総説を

執筆しました。 



The Gentianaceae - Volume 2: Biotechnology and Applications

第10章 Molecular Breeding of Japanese Gentians— Applications of Genetic Transformation, 

Metabolome Analyses,and Genetic Markers.  

Nishihara, M., Mishiba, K., Imamura, T., Takahashi, H. Nakatsuka, T.







リンドウ農食事業 第1回研究推進会議 

2015/07/07

昨日、平成27年度 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業
新規育種技術を活用した需要拡大のためのリンドウ品種の開発」の 第1回 研究推進会議 を岩手大学農学部で開催しました。
新奇性の高いリンドウを5年間で育成する課題です。各機関の研究分担の確認や今後の研究方策について深く議論しました。
これから未受精胚珠培養やDNAマーカー等の新規育種技術を使って優良リンドウの開発を進めていく予定です。

リンドウの開花調節に関する論文を発表しました。

2015/07/06
ポリアミン(スペルミジン、スペルミン)は殆どの生物が持っている物質で、細胞の増殖や分化に重要な役割を

果たしていることが知られています。我々はスペルミジンとスペルミンの合成酵素遺伝子であるGtSPDSとGtSPMSを

リンドウから単離し、それらの発現および機能解析を行ないました。経時的な発現解析の結果、これら遺伝子発現は

萌芽から開花期に向けて顕著に上昇することが明らかとなりました。さらに、モデル植物であるアラビドプシスで

これら遺伝子を高発現させたところ、花成関連遺伝子の発現調節を介して開花が促進されることが判明し

ポリアミンが花成誘導機構の一端を担っていることが示されました。リンドウを栽培する上で、天候不順等による

開花期と需要期のずれは早急に解決すべき課題となっています。リンドウの開花誘導機構を明らかにすることで、

開花調節技術への発展が期待できます。

Characterization of spermidine synthase and spermine synthase − the polyamine-synthetic enzymes
 that induce early flowering in Gentiana trifloraImamura T, Fujita K, Tasaki K, Higuchi A, Takahashi H.
Biochem. Biophys. Res. Commun. 463, 781-786  (2015)  (link)


リンドウの論文

2015/06/23
新しい論文が掲載されました。リンドウのゲンチオビオースのフィーディング法です。
本系を利用して越冬芽の休眠や萌芽調節機構の解明を進めています。

Gentiobiose feeding in gentian in vitro overwintering buds or plantlets.  

Takahashi, H. and Nishihara, M .Bio-protocol. 5(12), e1499  (2015). 

こちらからダウンロードできます  


理事会、評議員会

2015/06/19
当センターの理事会、評議委員会が盛岡で開催されました。各研究部から研究内容について、
新評議委員、理事を相手に発表を行いました。宮下理事長は本日でご退任です。
お疲れ様でした。(Facebook)


水沢高校出前講義

2015/06/16
岩手県立水沢高等学校で出前講義を行ってきました。
植物バイテクの今、昔」 興味を持って聞いていただけたでしょうか?
当センターは様々な分野の研究者が出前講義を行って研究について紹介します。
メニューはこちら


部門別連携会議

2015/06/15 
部門別連携会議が本日、盛岡で開催されました。花き及び病理部門です。
今回は行政担当者も加わり、現場の各問題の解決に繋がるよう討議がなされました。
県の試験研究機関とより深く連携を深め、研究を進めていきます。(Facebook) 

研究進捗発表会

2015/06/3 
研究進捗発表会が6月2日〜3日に開催されました。県試験研究機関の皆様も
参加ありがとうございました。いただいたご意見を今後の研究に反映させ
進めていきます。 

DECSワークショップ兼公開セミナー

2015/05/29 
5月28日〜29日に病態チームが開発した植物ウイルス検出法のDECS方法のワークショップと公開セミナーが開催されました。
遠くから参加いただいた研究者の方々、ありがとうございました。今後、さらに実用的
技術としての普及を目指して進めていきます。(Facebook)

平成27年度委託プロジェクト研究 国産花きの国際競争力強化のための技術開発

2015/05/21 

実需ニーズの高い新系統及び低コスト栽培技術の開発当センターも委託の分担を行うことに
なりました。審査結果はこちら(農水省ホームページリンク)。多くの機関が参加して進める
花きの大型プロジェクトです。リンドウでも成果が出るようにこれから進めていきます。

農食事業リンドウ育種課題

2015/05/15
農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業における「実用技術開発ステージ 育種対応型 」
にリンドウの課題が採択されました。 採択課題はこちら(農水省ホームページリンク

課題名 新規育種技術を活用した需要 拡大のためのリンドウ品種の開発

岩手大学、八幡平市花き研究開発センターが共同機関です。
実用品種開発を目指して、基礎研究からサポートします。


研究発表

2015/04/23 
平成26年度 HIMAC共同利用研究成果発表会(4/20-21)に参加・発表してきました。 
岩手県のリンドウ、
リンゴ、シイタケ等の突然変異育種技術の確立に向けて、H25年度から
放射線医学総合研究所のHIMAC(重粒子線がん治療装置)を利用した研究を進めています。
岩手県農業研究センターを始め、さまざまな機関と連携し、優良形質を有した変異系統の作出・
利用に向けた研究を行っています。 

今回の発表課題は以下のとおりです。 

重粒子線照射による多年生植物の突然変異に関する研究
西原昌宏 、佐々木伸大 、星伸枝 、小原繁、浅川知則、下川卓志

発表会の他の課題のプログラムは以下のURLで確認できます。
http://www.nirs.go.jp/information/event/2015/04_20.shtml


科研費課題

2015/04/1  
本年度の科研費の内定が発表になりました。当研究チームも複数の課題が採択になりました。
岩手県のリンドウの育種、栽培技術開発に向けて、基礎研究から取り組みます。
これらは即実用化されるものではありませんが、基礎研究の積み重ねから新たな研究
方法、理論が構築されます。研究シーズ探索も同時に行えますので、応用化を支えるために重要です。
当チームの実施中の課題はこちら

科学研究費補助金 基盤研究(B)(平成27〜29年度)
植物色素ベタレインの種を超えたエンジニアリング基盤の構築」西原昌宏、佐々木伸大、高橋秀行

科学研究費補助金 基盤研究(B)(平成27〜29年度)
「 オリゴ糖をシグナルとする多年生植物の相転換機構の解明 」高橋秀行、西原昌宏、金野尚武

科学研究費補助金 挑戦的萌芽研究(平成27〜29年度)
「 植物の休眠を誘起する栄養飢餓シグナリングの解明  」高橋秀行

新年度開始

2015/03/31  
今日から4月、新年度の開始です。各所で入社式が行われている
と思いますが、当センターも辞令交付式、対面式がありました。
新しい職場や環境に早く慣れて仕事に取りくんでいただければと思います。
当研究チームはメンバーに特に変わりはありません。
本年度もよろしくお願いします。


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